機動戦士ガンダムseed destiny シン・アスカ

シン・アスカ.bmp

コーディネイターであり、家族と共にオーブに暮らしていたが、コズミック・イラ71年6月の大西洋連邦によるオーブへの侵攻によって妹のマユ・アスカと両親を目の前で喪う。この体験から地球連合軍 (O.M.N.I.Enforcer)やブルーコスモスを敵視するだけでなく、政治的理念を守ることを最優先とした国の姿勢が自分達の悲劇を招いたと考え、当時のオーブの指導者である代表ウズミ・ナラ・アスハらアスハ家をも憎んでいる。

家族の死後、プラントに渡りザフトに入隊、エリートパイロットのみに許される赤服を与えられる。アニメ放送時にはZGMFーX56Sインパルスの正式パイロットであった。

落ち着いた感じの外見に似合わず感情的になりやすい性格で、特にカガリ・ユラ・アスハにはアスハ家に対する恨みもあって、相手が国家元首である事を気にもせず何かと辛辣な言葉をぶつけ、つっかかる場面が度々見られた。小説版によると、オーブを否定する自分に対して、自分が愛したオーブが間違ってなかったと、反論して欲しい気持ちがあったようだが、カガリには、シンの言葉にそこまでの意味がある事に気付く余裕などなかった 。(ただ、これが逆恨みと主張する意見もある。)マユの携帯電話を形見として常に所持し、部屋で1人の時はいつも携帯電話に記録されている彼女の音声を聞いたり写真を見たりして偲んでいる。宇宙戦艦ミネルバ内では部屋をレイ・ザ・バレルと共同で使っている。

パイロットとしての実力は非常に優秀であるが、自分にとって気に入らない、又は自分の意思に反する考えを持つ人間には、いちいち難癖をつけたり反発する傾向があり、ザフト軍兵士養成学校時代にも気に入らない上官に何度も反発してトラブルを起こしていた。同期であるルナマリア・ホークやメイリン・ホークは、年齢がほぼ同じながらもシンを完全に子供扱いしている。

地球にて着実に戦果を挙げていくシンは、次第にザフトのスーパーエースとして羨望の眼差しを受け増長し始める。苦しむステラ・ルーシェを前に何も出来ない苛立ちを迷って全力を出さないアスラン・ザラに当り散らすようになる。後にギルバート・デュランダルの計らいでエクステンデットの捕虜であるステラ・ルーシェを無断で解放した罪を免除された際に、明らかにアスランを挑発するような態度をとっている。

ベルリンでの戦闘中、フリーダムにステラの搭乗したデストロイを撃破され、ステラを失ったシンはフリーダムへの復讐を誓い、インパルスの合体機構を利用した戦法で、フリーダムの撃破に成功するが、帰艦後にまたしてもアスランを挑発。その結果、激怒したアスランに殴られ、二人の対立は一気に悪化する。

その後も二人の対立は続き、オーブ戦の際、アスランがインフィニットジャスティスに搭乗してシンの前に現れた時、「自らが何をしたいのか」と問いかけるアスランを無視して攻撃するも返り討ちにあう。最終決戦時の際にシンとアスランの戦いを止めようと二人の間にルナマリアのインパルスが割って入ってくるが、シンは攻撃を止める事が出来ず、インパルスを撃破しそうになるが、アスランがそれを止め、最終的に大破した搭乗機のガンダムシードデスティニーもろとも月面に落下した。

第1話ではギルバート・デュランダルの護衛役として「アーモリー・ワン」に訪れていた。街でヨウラン・ケントと共に買い物に出かけていたところ、潜入していたステラと偶然出会い、うっかりステラの胸を両手で鷲掴んでしまう。そのためヨウランから「ラッキースケベ」とからかわれた。その後、ザフト軍の最新鋭モビルスーツであるカオス、ガイア、アビスの3機のガンダムが強奪される事件が発生。それら3機の奪還のためにインパルスで出撃するが、激しい抵抗に遭い、取り逃がしてしまう。

第6話では血のバレンタインの復讐を誓いユニウスセブンを地球に落とそうとしたサトーらパトリック・ザラ派の残党に対してアスラン・ザラと共に戦った後、第8話ではオーブの墓標にてキラ・ヤマト、ラクス・クラインに出会っている。

第12話ではSEEDの力が発動して、モビルアーマー・ザムザザーと空母2隻を含む地球連合軍の艦船6隻撃破という戦果を上げ、全滅まであと僅かという状態に陥っていたミネルバを救った。

第18話では陽電子リフレクターを装備するゲルズゲーと陽電子砲ローエングリンを擁する地球軍ガルナハン基地の攻略に参加。砲台直下に抜ける坑道を分離したコアスプレンダーで抜けるという離れ業をやってのけ、ローエングリン砲台を破壊するなど攻略に大きく貢献した。

第23話ではSEEDを発動させたキラ・ヤマトの駆るフリーダムに一瞬で武装を破壊される。第24話では、ミネルバクルーを殺傷し、ハイネ・ヴェステンフルスの死因を作ったアークエンジェルやフリーダムに激怒する。

25〜26話では廃棄されたエクステンデッドの研究所を調査中、単独で襲撃してきたガイアを撃破するが、操縦していたのが海岸で再会した少女ステラである事に気付き、負傷した彼女を無断で医務室に運び治療を受けさせているが、検査の結果、彼女がエクステンデッドである事を知り驚愕する。

クレタ沖での戦いで、待ち伏せしていた地球連合・オーブの同盟軍と交戦に入った時、フリーダム、ストライクルージュと共にアークエンジェルが再び乱入。ストライクルージュを操縦しているのが、なおもオーブの理念に固執し戦闘に介入するカガリに激怒しストライクルージュを攻撃する(小説版ではカガリが自分の家族を殺したという恨みに関する心情が詳しく描かれている。ただ、やはりこれも逆恨みという意見もある。)も、フリーダムによって阻止されている。その後シンは、アビスを撃破。オーブ軍旗艦タケミカヅチをも撃沈させるが、タケミカヅチに自らを救ってくれたトダカ一佐が乗艦していた事は最後まで知らずにいた。

32話に至ってはステラを失う。そしてその原因となったフリーダムを宿敵として憎み、34話にてキラのフリーダムを撃墜した。(一部のファンからはシンがステラを帰したのがそもそもの原因であるはずだが、それを認めずキラのみのせいにするのはおかしい。筋違いの逆恨みという意見が出た)その後、議長より戦争の早期終結を期待されてガンダムシードデスティニーを授けられる。アスラン脱走の際においては、真相を知らずにガンダムSEEDを発動させメイリン・ホークもろともグフを撃墜。その直後、メイリンの姉であるルナマリア・ホークに謝罪して関係を持つようになった。

その後、38話のヘブンズベース攻防戦に参加してスティング・オークレーが駆るデストロイガンダム撃破など高い戦果を上げる。さらに40話からのオーブとの戦いにも参加してカガリのアカツキをも追い詰めたが、ストライクフリーダムの介入によって仕留め損ない、次いでレジェンドと共にストライクフリーダムを追い詰めるもインフィニットジャスティスを駆るアスランによってまたも勝機を逃し、そのままアスランと戦闘を行うも“アロンダイト”ビームソードを腕ごと斬られ戦況が悪化。満足な戦果も挙げられず撤退を余儀なくされる。

45話ではオーブでの溜飲を晴らすかのように、デストロイガンダム、ゲルズゲー、ザムザザーらを瞬時に撃破。ダイダロス基地司令部を制圧している。

最終話、月面レクイエム攻防戦でガンダムSEEDを発動させたシンは、アスラン・ザラの駆るインフィニットジャスティスに挑むが、全くダメージを与えられないまま“アロンダイト”ビームソードを破壊され、アスランの言葉に混乱状態になったシンは、残された最後の近接兵装パルマフィオキーナを使うが、シンを止めるべく両者の間に割って入ったルナマリア・ホークのインパルスに向けられてしまう。ルナマリアを助けるべく、パルマフィオキーナをシールドで受け止めたアスランに両掌のパルマフィオキーナを前腕ごと破壊され、更にインフィニットジャスティスが放った“グリフォン”ビームブレイドの蹴りを反射的とは言え無謀にも真っ向から受けたために右足が斬り飛ばされ爆発、その衝撃で月面に墜落してしまう。シンは無事だったが本機は大破し戦闘不能となる。寄り添うように横たわる本機とインパルスの姿がこの回のエンドカードとして使われ物語を締め括った。

機動戦士ガンダムseed destiny シン・アスカ

主人公扱いをされていない主役

形の上では主人公のはずであるが、作中でシン・アスカが登場するカットは非常に少ない。第1話から第6話までアスラン・ザラとギルバート・デュランダル、それ以降はアスラン・ザラとキラ・ヤマトのカットが非常に多く見受けられる。第12話ではSEEDに目覚めるなどの活躍を見せるものの、第11話では「くそ!」の一言のみ、第14話にいたってはカガリ・ユラ・アスハの回想部分のみの登場となり、主人公としては登場場面があまりに少なかった。

また、劇中での彼の容赦ない戦いぶりと、トダカ一佐、キラ・ヤマト、アスラン・ザラ・メイリン・ホークといった人気の高いキャラクターを多数撃破したことは、一部の視聴者から憤激を生む、特にメイリン撃墜に関しては、女性ということもあって多くの非難が集中し、さらに自分の意思ではなく、あくまで「議長の」命令に従って行なったものであったことから、一部の視聴者(特に上記キャラクターのファン)やアニメ誌(ニュータイプ・アニメージュなど)では「議長とレイの手駒」と酷評された(ただし、これはあくまで命令に従って脱走兵を撃った、軍人としての義務に従った行為であり、客観的に見れば責められるべき行動ではないという意見もある。)

さらに第3クールより次第にシン達ザフト側が敵役のように描かれるシーンが急増し、それに比してキラ達が正義のように描かれる(実際の行動は別として)ようなシーンも増えたため、シンは次第に主人公としての立場を無くしてゆく。

第49話からに至っては、キャスト順において主人公であるキラ(保志総一朗)とシン(鈴村健一)が入れ替わるなど、主人公が丸々一話に登場しないという例は他のアニメでも多いが、主人公のキャスト順が入れ替わるというのは異例の事態であった(この事から事実上の主人公降板と見る視聴者も少なくない)。また、日経ジャーナルにおいても、ルナマリア・ホークとの関係は「現代においては考えられない。妹の仇と一緒になるのはおかしすぎる」と非難された。

このように登場・会話が少ないことや少々感情的に過ぎる一面が、前主人公のキラ・ヤマトと比較されるようになり、一部の視聴者からシンは「成長しない」と言った否定的な意見を受けるが、この意見は前作でキラに対して向けられたものでもあった。また前作では普通の少年だったキラがフリーダム入手後辺りからDESTINYに至るまで過去苦悩していた様が「なかったこと」に思えるような人間になっていた所を見ると、シンは逆に「人間らしい」と言った肯定的な意見もある。また比較対照としてよく挙がるキラ・ヤマトというキャラクターの評価も是非で二分しているため、掲示板等ではシンの評価について、シンとキラの比較を主軸に良く激論が交わされた。

機動戦士ガンダムseed destiny シン・アスカ

ステラとの関係

OP映像からシンとステラが深い関係なるのが予想されていた。

第1話の「アーモリー・ワン」で、買い物中に街中で踊っているステラとぶつかり彼女の胸を鷲掴みにしてしまう。この時、お互いの顔を見ている。しかし、二人ともこの事は記憶に残っていない。二度目の出会いは第21話で、休暇で海岸に行った時に偶然、ステラが崖から落ちて海で溺れかけているのを助けるがステラのブロックワードを言ってしまい、彼女を錯乱状態にしてしまう。錯乱状態のステラに対し、ステラを抱きしめ「俺が守る」と言い、彼女を落ち着かせた。二人は浜辺に着くが、そこは崖の下である上にステラは泳げないためにシンは仕方なく、遭難信号を発信し、たき火をしながら救助を待った。足に怪我をしたステラに自分のハンカチを傷口に巻いてやり、ステラはシンにカケラを渡している。その後、救助されたシンとステラはそれぞれの居場所に帰った。遭難に近い状況になり、救助を呼んだことは前作のアスランとカガリのようである。この出会いは2人に大きな影響を与えたと思える。

第22話で、シンはステラからもらった貝殻の欠片をガラス瓶に入れている。

第25話で、連邦軍の強化人間研究所の調査中にステラがガイアととも現れ、シンはインパルスでアスランのセイバーとともに交戦する。戦闘の結果、ガイアは戦闘不能に陥り、ステラはミネルバの捕虜になる。この時にシンは宿敵の一人がステラであることを知る。第26話において、負傷したステラを無断でミネルバの医務室へ連れて行ったため、タリアに呵責される。ステラが意識を取り戻した時に、記憶を操作されて自分の事を覚えていない事にショックを受ける。再び、ステラが目を覚ました時にシンの事を完全に忘れていなかった事を知り、シンは喜ぶ。

しかし第32話のベルリンの戦いに於いて、ステラはキラのフリーダムに搭乗していたデストロイを破壊され死んでしまった。シンはステラの死を悲しみ、ステラを二度と利用させないためにその遺体を湖に沈めた。第50話(最終話)では、前作最終話のキラとフレイ同様に、シンとステラが魂の状態となって会話している。その中でステラから「また明日会える」という趣旨の意味深な言葉をかけられ、ファンの間に様々な憶測を生み出した。

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